頚椎症とはどんな病気ですか?
まずは、その病気を良く知ることは大事です。
こういう基本的な部分はしっかりと理解しておいて下さいね。
1.変形性頚椎症
骨と骨の間が狭くなって起こるものがほとんどです。
首が痛いなどの局所症状だけで、手足のしびれなどの神経症状を伴わない時は「変形性頚椎症」と言われます。
2.頚椎症性神経根症
痛みが出るメカニズムについては、上の変形性と同じですね。
それに加えて頚椎から腕につながる神経根が圧迫されるために、腕にしびれや痛みが出る場合は頚椎症性神経根症です。
3.頚椎症性脊髄症
上記に加え、手指の運動障害や、足元がふらつく、何かにつかまらないと歩けないなどの歩行障害がある場合は「頚椎症性脊髄症」と診断されます。
主にこの3つが頚椎症と呼ばれる症状になります。
少しずつ原因や症状も異なりますので、まずは自分がどこに当てはまるか。
そこをしっかりと理解しておくことが大事になるのではないでしょうか?